漫画「穴殺人」を読んだ感想を書きます。
黒須は隣の部屋をのぞいていることを宮市さんに気づかれました。
彼女と目が合った時に見えた恐ろしい光景が印象
的です。小さな穴からギョロリと女の目が見えています。
視点が素早く切り替わりスピード感が感じられます。
この時点では壁で隣室と隔てているので彼女の攻撃をそのまま受けることは無いのです
が、良好な隣人関係は一瞬で崩壊
しました。
犯罪の目撃者である彼は絶対に彼女から許してもらえないと感じて狼狽しています。
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彼がそもそもの穴の成り立ちを考えるシーンが秀逸だと思いました。
この穴は彼が自殺に失敗した際に壁のフックを壊して開いたものです。
その時点で死んでいてもおかしくない状況でした。
そうであるならば、今さら彼女に殺され
るのを怖がるのは滑稽だと彼は考えています。
彼の肝の据わり方が人生をあきらめたことによるものだという面白い
設定です。
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連続殺人者である彼女と黒須が同室しています。
死にたかった男と人を殺したい女という組み合わせはシュールだと
思います。彼としては覚悟が出来ているものと私は思いました。
彼は認めてと訴える彼女を押し倒しますが拒否され
ます。
彼女からは男女の関係を持ったぐらいでは修正できないような深い闇を感じました。
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